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2009年10月30日 (金)

「力で押しまくらず、響きの中でフォルテ(強勢)を作る」

 今日の産経新聞の記事中に「力で押しまくらず、響きの中でフォルテ(強勢)を作る」という言葉がありました。

 これはアメリカの軍楽隊の演奏会で指揮をしてきた陸上自衛隊中央音楽隊の武田晃隊長の、アメリカ軍楽隊の音の作り方に対する感想です。

 この言葉を読んだ時、瞬間的に共感すると同時に、とても難しく深い意味を持っていることに気づかされました。

 とても弱い力の表現力が増せば、マックスの力でなくても相対的に強い力は際立ちますが、武田さんがそこで得たイメージはそれだけではないはずです。

 同じ力で合っても1拍が弱冠長い、短いというようなことであったり、音のトーンであったり、テンションであったり、これは手技療法の触圧刺激でも同じことが言えます(何しろ手技療法の叩打法はパーカッションなわけですから)。

 例えば指圧は漸増漸減圧ですから、出だしにわずかな間を作って、漸増圧の上昇曲線を急勾配にすれば、単純に考えれば『響きの中のフォルテ』を作り出すことができます。

 それは技術的なことで、これではまだ足りない。

 フォルテを作るというメンタルが乗っているということや、受け手の望む絶妙なフォルテを作るというようなことも要素としてはありそうです。

 特にバンドではメンバーとの協調もあるので、同じようなイメージとテクニックを得るには大変な練習量が必要だと思います。

 ふと目に付いた言葉ですが、深い意味を持つ難解な課題です。

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