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2009年10月 3日 (土)

久しぶりの自転車が腰痛の原因だったケース。

 10月に入って朝晩涼しくなって、お馴染みの皆さんが調子が悪くなって代わる代わるやって来ます。

 入って来るなり腰が悪そうな60代の女性、今朝腰をギクッとやってしまったそうです。

 お風呂に入ってから来たのがわかります。温めたいと思ったのなら、それほどひどい状態ではありません。ひどい炎症ならお風呂に入ることなどできません。

 腰を圧して痛みがありますが、本人に左右どちらに痛みがあるかわからないようです。

 しかし伏臥位の姿勢もとれるし、慎重にやれば下肢後方挙上回旋のストレッチもできます。

 仰臥位に移ると、左大腿四頭筋起始からやや外側に筋の硬結があります。

 そこを圧されて『久々に自転車に乗ったこと』に思い当たったようです。子供の頃から自転車は不得意だったとか…。

 腹部の緊張と合わせて考えると、大腿骨小転子に停止する大腰筋(腸腰筋)の筋疲労から急性腰痛が起こったようです。

 このケースは軽い症状ですから、指圧後には腰を圧しても痛みは出なくなっていました。

 この指圧のポイントは『自転車に乗ったこと』を本人が腰痛と結びつけることができたということです。

 この気づきがあれば、腰痛を悪化させないですみます。

 自転車のサイズが体に合っていないかもしれないので、自転車に乗らないことは腰痛予防になります。

 本来自転車は腰痛の予防として適している運動になるのですが、左大腿外側に負担がかかるような乗り方だと、かえって腰痛を作ることにもなります。

 経験上、腹直筋の緊張がある場合の腰痛は、かなりの確率で大腰筋(腸腰筋)の挫傷が関係しているように思います。

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