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2009年10月12日 (月)

指圧よりも、アロマオイルの軽擦が痛いと言われたこと。

 他人の痛みを理解することは、本当に難しいと思います。

 先日、糖尿病で下肢閉塞性動脈硬化症の男性の大腿に、アロマオイルマッサージをしました。

 これが「指圧よりも痛い」と言われたこと、このことは是非アロマセラピストの方々に知っていただきたいことです。

 オイルの軽擦だから最も癒しの施術になると決めつけるのは間違いです。

 指圧は微弱な刺激を維持できるように訓練してきましたが、オイルの軽擦は『滑るという宿命』によって、制御できない刺激の増強が起こります。

 オイルの軽擦で制御できるのは入り方と終わり方で、中間は入り方のタイミングの違いがあるだけで滑るにまかせているという刺激になります。

 この刺激が痛い人がいるということ、これは頭に入れておいてほしいと思います。

 オイルでも触れない痛みがあります。

 強い痛みのある部位は、滑らせないで手指をそっと当てるだけなら触ることができます。これが手当てです。

 痛覚の神経線維より、触圧覚の神経線維が太いので、タッチによって痛覚の伝達を止めることができるというのが、ゲートコントロール説、つまりこれが“手当て”の理論です。

 滑らせると傷口を開いてしまうかもしれない、刺激の強い精油を選択した場合には傷口に塩を塗るようなことになるかもしれない、アロマオイルトリートメント=癒しと決めずに、そういう注意は必要です。

 下腿から足の感覚がアロマオイルマッサージで復活してきましたが、この大腿の痛み方からすると、オイルの軽擦よりも指圧のほうがマイルドなタッチになることに驚いた事例です。

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