ブタクサの花粉症。
初めての30代の女性、鼻がグスグスしているので、「ブタクサかイネ科の植物の花粉症っていわれたことある?」と尋ねると、「何でわかったんですか?」と、とても驚いた様子。
この時期に風邪ではなさそうな感じがあれば、鼻炎のアレルギー物質は絞ることができます。
彼女はブタクサの花粉症だということですが、この会話で面白いのはこちらは“ブタクサ”だと断定したわけではないのに、彼女は言い当てたと受け留めたことです。
このあたりが、易や占いとタッチセラピーが共通の起源を持っているということにも繋がっているのですが、そういえばテレビで占いの先生とお客さんの会話を聞いていると、次は“私もそう言うだろう”というような会話をしています。
視覚的に人間を見るだけではなく、人間を診るということは、いかに目の前のデータを自分の知識や経験と結びつけるかということです。
この最初の“つかみ”で、この指圧の効果は約束されたようなものです。
「先生は気功をやっているのか?」、これも何度も言われたこと、気を配って集中して指先の熱と血流を伝えることができれば、おそらく気功に類することになります。
あえて否定はしません。私はそのエンターテイメント性の中に、心身が大きく変わる要素があることを見てきています。
全体的には“腎虚”でむくみがち、パワーの足りない疲れを溜めた体でした。
指圧が終わって鼻が止まっていたことに気づいたかどうか、もしかしたら今日は体の動きが急に出て運動をした後のような疲労感があるかもしれません。
「指圧に来た人の悪い病気をもらうことはないか?」、これもよく聞かれること、「それは姿勢が悪い素人のマッサージ師が体調を崩すということで、そうならないように、朝4時に起きてトレーニングしているんだよ」と、答えておきました。
トレーニングは日課で事実ですが、「飛騨の山中に3年こもって…」、これくらい言っておいたほうがエンターテイメントとしては馬鹿馬鹿しくてよかったなぁと後で悔やみました。
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