程好く狭いという感覚。
40℃以下のお風呂というのは、胎児の時の羊水の感覚です。
根源的な癒しの願望は、子宮回帰へと繋がっているように思います。
にじり口から茶室へ入るという発想、決して広くはない茶室という空間、これも子宮の中の癒しが記憶されていてこそ生まれたのではないかと思います。
押入れに入って遊んだり、こたつの中にもぐりこんだり、秘密基地はその狭さ、その不自由さに価値がありそうです。
トイレのドアを開けて東京ドームの広さの真ん中に一つ便器があったら、ひどく落ち着かないことでしょう。そこで毎日用を足さなければいけないとしたらそれは拷問です。
体は詰まり過ぎていれば緊張し、緩み過ぎていたら、だるくてこれもまた辛いものです。
ベッドという狭さを程好く狭い空間にできるとするなら、これはぬるま湯のような、羊水のようなタッチできるかということだと思います。
緩め過ぎてもいけない、緊張させてはいけない、狭い空間で程好く包まれ感があるような、そんな指圧を今日もしたいと思います。
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