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2009年10月14日 (水)

上半身のこりから溜めていた熱が発散した指圧。

 昨日の早朝は冷えていて、空には肋骨のような雲が広がっていました。

 衣替えから2週間が過ぎ、そろそろ季節の変化に体が慣れてくる頃です。

 この2週間の間に、早朝と昼過ぎ、そして日没後と、急な温度の上がり下がりが顕著になってきました。

 上半身がこって下半身がむくむというのが、汗をかかない季節になって、代謝が悪く、運動不足という人のほとんどに診られる症状です。

 60代の女性、肩から背部のこりで背中は丸くなり下腹がポッコリと出て、下半身がむくんでいます。

 この女性の指圧をしていた時の室温は、エアコンをつけずに25℃を示していました。

 伏臥位で頚から肩、背部と筋肉の緊張を緩め、脊柱の矯正がされ、下半身のむくみも指圧によって還っていくと、背中に湯気が出ているのではないかと思うほど、汗が滲み出てきました。

 指圧・マッサージは他動運動ですから、筋肉が刺激されてこりが緩んでいくにつれ、炎症を抱えていた筋肉は熱の放散を始めたようです。

 むくみが還って血流に勢いが出たことによって、毛細血管から溜めていた熱を放散する作業が活発になったわけです。これは鎮痛解熱薬の作用と同じです。

 指圧後は姿勢が改善されて、上半身の緊張もとれていました。

 同じ日のその後に指圧をした60代の女性では、そのような汗をかくことはありませんでした。

 これは運動によって下半身が使えている人と、運動不足で上にのぼせている人との違いです。

 そろそろ秋本番を迎える季節と体の折り合う頃ですが汗をかかなくなって体重が増えたというような方は、指圧やマッサージで全身のメンテナンスをしておいたほうが良いと思います。

 上がのぼせて下がむくんだ体は、血行が悪いので免疫力が低下し、ウイルスや細菌に感染しやすい状態だと言えます。

 昨日は同じ時間に3人の方が指圧を希望されたので、おふたりは別の日ということになったのですが、しばらくお会いしていなかった方が急に指圧を必要とする特異日のようなもの、昨日はそんな日でした。

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