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2009年10月13日 (火)

バラの香りはその細胞死を促す。

 『環境カオリスタ検定 公式テキスト (社団法人日本アロマ環境協会)』の“植物の香りとしくみ”の章の中に、「バラがもつ芳香物質にはその細胞死(アポトーシス)を促す働きがあるのでは、と推察されています」という一文があります。

 「バラの花びらにはある段階であらかじめ細胞が死んでいくようにプログラムされていることが分かっている」ということで、バラは花びらの死に際に香りを振りまいているわけです。

 植物の香りは、誘引作用によって受粉の仲立ちをする虫を呼び寄せて子孫を残したり、逆に虫の発生を知らせて仲間に忌避物質を出させるなど、コミュニケーションにも利用されています。

 そこで加齢臭のノネナールのことを思い出しました。

 脂肪酸や過酸化脂質からできるノネナールは、体に酸化してサビてしまった細胞がたくさんあることを示しています。

 加齢臭は細胞死の多い体であることを周りに知らせます。

 死の臭いを嗅いだ周りの人は、それを避けたいと直感的に判断して遠ざかります。

 “バラの香りについての一文”からそんな発想を昨日は得ました。

 そういえばベテランの看護婦さんが「最期は点滴で延命するので、最近は枯れるように死んで行くことができないから苦しい」と仰っていました。

 自然の摂理に従って枯れていく死と、点滴で延命した後の死と、どちらが人間にとって苦しみの少ない最期なのか、難しい問題です。

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