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2009年11月10日 (火)

腰痛の85%は原因を特定できないという話。

 NHKの「きょうの健康」という番組の早出しを、その週の日曜の朝に放送しています。

 今日は腰痛がテーマのようですが、「腰痛の85%は原因を特定できない」という話が出てくると思います。

 これは検査をして画像でわかる変形やヘルニアや狭窄がない“筋膜や筋肉や靭帯に問題がある腰痛”が85%ということになるのだと思います。

 画像診断で原因を特定できない腰痛もあれば、ヘルニアがあっても腰痛がないというケースもあります。

 おそらく腰の周囲の筋肉がしっかりと腰椎をサポートできて、ヘルニアが神経に触れることを防ぐことができていれば、腰痛として症状が現れないこともあるのでしょう。

 一方傷ついた組織では神経線維や毛細血管が挫滅するので、画像では治ってからも、そこに痛みが続くことはあります。

 われわれは代替医療としてこの85%の腰痛を担当することが多くなります。

 もちろん原因を特定できる15%の腰痛にも指圧をしています。

 画像検査のデータなしに問診で、そして触れて感じ、タッチを繰り出していくわけです。

 腰痛を改善していけばいいわけで、要するにその原因がわからなくて困るということはありません。

 大事なのは痛みが出ない範囲で体を動かすことができて日常生活に支障がなければ、それは悲観する状態ではないということをしっかりと伝えるということです。

 痛みを出さないように体を使うということは、患部の安静を保ちながらストレッチとエクササイズを続けているようなものです。

 われわれは体が治ろうとする力を邪魔をしないように全身性に血行促進をしていけばそれでいいということです。

 不安を取り除き心理的に腰痛を悪化させないようにして、治っていった人たちの経験をもとに、予後の見通しを話せるトレーナーでありたいものです。

 治っていく経過には、いつの間にか痛みを忘れていたという時期が必ずあるものです。

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