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2009年11月30日 (月)

事業仕分けの漢方薬、湿布薬などの保険適用除外問題。

 事業仕分けで、漢方薬、湿布薬、うがい薬など、市販されている薬剤は保険適用から除外するという方向が打ち出され、その基準が検討されることになっています。

 当然、医師会や東洋医学会、そして漢方薬の投与で治療効果を上げている先生方からは反対の声が上がっています。

 保険診療費が国家財政を圧迫しているので、削れる所から削ろうということなのでしょうが、この提案をした方が自ら病んで、漢方薬が自分の体を唯一癒してくれる内服薬であった時、愕然とすることでしょう。

 漢方薬が治す症状は確かにあって、うちに来る方たちの中には指圧と漢方薬で元気になっている方が何人もいます。

 湿布にしても、適切な時期、的確な使用法ならとてもよく効くことがあります。

 問題は証を立てずに(体質を考えずに)、症状に対して漫然と漢方薬を出してしまったり、湿布を出し続けるだけでリハビリ運動の指導はしていないというようなことにあります。

 月経不順の処方でも、痩せた冷え性の女性と太った便秘症の女性では薬が違ってくるのが漢方ですし、冷湿布と温湿布でも使い方を間違えれば逆効果のこともあります。

 その知識があったにしても使い分けに自信がないのが一般人で、専門家の適切な指示があれば(プラシーボ効果的な要素も加味されて)効果は違ってくるものです。

 プラシーボならだめじゃん、と思うかもしれませんが、専門家に託したという安心感だけでも血圧は下がり血行は良くなるものです。

 ドラッグストアで薬剤師を介さずに薬を買って、自分で判断するだけの知識を持ちなさいと国民は言われているのでしょう。

 保険は早く効き体に大きな変化をもたらす薬を残し、マイルドな薬は少しずつ適用外になっていきそうです。

 指圧でも強過ぎるタッチでは副反応があり、決して適量刺激にはならないのです。

 薬も大は小を兼ねません。これは現場で病気の人を診てきた経験がないとわからないと思います。

 事業仕分けの卓上にのせるべき問題ではなかったように思います。

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