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2009年11月27日 (金)

坐骨神経痛で大腿二頭筋とひらめ筋外側の痛みが浮き上がってきた。

 坐骨神経痛で右臀部から右下腿外側の痛みが強い60代の女性、3回目の指圧です。

 前回は杖を両手でついていましたが、今は杖に添えるのは片手でよくなったそうです。

 体位変換で痛みがありますが、坐骨神経そのものを圧した痛みは今回もそれほど強いものではありません。

 右を下にした横臥位で寝たほうが楽だということは、体重をかけることによって患部に圧を加えることが鎮痛になっているわけです。

 全身指圧後、今回は左を下にした横臥位で右骨盤を下げて体幹を後ろにねじるストレッチを加えてみました(前回はとてもできる状態ではありませんでした)。

 すると、ストレッチ自体では痛みがなく、戻す時に痛みが出現します。

 また伏臥位で右下肢やや後方挙上+外転のストレッチで痛みが出現します。

 咳をして痛むなどのギックリ腰様の痛みも含め、これらのことから、右仙腸関節付近や骨盤内の右腸腰筋に傷があるイメージができあがってきました。

 この後に伏臥位で右下肢を指圧してみると、大腿後側で外側の大腿二頭筋と下腿外側深部のひらめ筋に明らかに今までとらえられなかった硬い筋肉のラインが浮かび上がってきました。

 これは本人の痛みの感覚と一致しています。

 前回まで下腿外側の痛みを長腓骨筋のイメージでとらえていたのですが、仰臥位で見る外側やや下側と伏臥位で見る外側深部では大きな違いがあります。

 鍼治療の痕や坐骨神経痛という診断から、それに沿った指圧をしてきましたが、どうやらギックリ腰と大腿二頭筋とひらめ筋を治していくことに目標を置いたほうが結果はよさそうです。

 このように症状が改善していく過程で本質が診えてくることはよくあって、だからこそ、無理のない全身指圧とストレッチで体全体を緩めていくことに価値があるのです。

 この右下肢の痛みは糖尿病があることも原因となっているような気がします。さて次回は何に気づくことができるでしょうか。

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