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2009年11月23日 (月)

草津温泉の時間湯から学ぶこと。

 草津温泉の時間湯は、強酸性の泉質と高温を活かしたプログラムになっていて、セラピーとしての形がしっかりしています。

 特に進行役としての湯長の存在は大きく、トレーナーとして絶妙のタイミングで激励の声をかけているのが注目に値します。

 始めの神棚への御参りは儀式性を高めていて、日常との結界を結ぶ神聖な行為であることの意識づけをさせています。

 頭からのかぶり湯30杯の後、長い板を使って行う湯揉みは、お湯の抵抗を利用したエクササイズにもなっています。

 湯揉みを“草津よいとーこ…”と歌いながら行うことも、湯長の号令に腹式呼吸で応えることも、エクササイズにもセラピーにもなっています。

 45℃の温泉に3分間の入浴中、1分、2分、残り30秒、残り15秒と絶妙のタイミングで湯長が時間と励ましを伝えます。

 3分間我慢する入浴を一日3回行うというのが時間湯本来の姿だそうですが、これは立派なセラピーになっています。

 全身性の運動にもなり、達成感もあり、温泉そのものの効能もあり、スピリチャルな効果も期待できます。

 強刺激や我慢には否定的な私ですが、泉質から経験的に割り出した湯治法としてよく完成されていると思います。

 草津の時間湯は湯長の存在がとても大きな役割を果たしています。そこにはセラピストとして学ぶべき点があります。

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