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2010年1月15日 (金)

ピアノの演奏で手の力を抜く方法。

 ピアノの先生から「脳に障害を持つ女性がピアノを弾く時に手に力が入ってしまうのですが、力を抜くにはどうしたらいいですか?」という質問を受けました。

 具体的な障害の病名は聞いていませんが、話の内容から高次脳機能障害を想像しています。

 ちょっと変わった人と見られるくらいの人から明らかに病気とわかる人まで様々だと思いますが、この女性はピアノが生活の中で大きな役割を持っているように思います。

 情緒的な、肉体的なリハビリ器具として、ピアノを続けていくことで成長や進化が現われてくることと思います。

 体の力を抜く方法は二つあって、一つは力が入る筋肉に先に思いっきり持続的に力を入れて結果としての脱力に導く方法、もう一つは反対の動きをしてから目的の動きをする方法です。

 簡単な方法は、手を下げて思いっきり両拳を握らせて10数える間それを持続させることです。

 肩にも力が入るようなら首をすくめるように両肩を上げてこれを行います。

 肘屈曲で指屈曲の打鍵をするので、肘伸展+指伸展で後方挙上して力を入れてもいいと思います。

 もう一つの方法は両手掌を上に向けて組む座禅の手の形で、これがピアノの姿勢の逆の手の形になります。

 この女性に対してどの方法が適切か、どの方法が効果があるかということになると、肘や手の角度の調節などをして微調整をしながら探っていきます。

 この女性にピアノを教えることができるのであれば、ピアノの先生であってもセラピストの感覚を持って見ているはずです。

 おそらく私よりも上手に力を抜かせることができるのではないでしょうか。

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