ぎっくり腰は自重牽引できないケースが多い。
今朝のTBSテレビ『カラダのキモチ』では、ぎっくり腰の対処法として自重牽引を紹介していましたが、実際の臨床では自重牽引できるぎっくり腰は極めて少ないと感じます。
番組では、仰臥位で硬いベッドに寝て膝から下をベッドから垂らして下肢の重さで腰をストレッチする方法を紹介していました。
これをぎっくり腰を予防する腰のストレッチとしてやる分にはいいと思いますが、急性の激しい腰痛ではストレッチ痛を伴います。
曲げるのも伸ばすのも、ニッチもサッチもいかなくなって固まるのがぎっくり腰です。
自重牽引ができるくらいの症状をぎっくり腰と言って指圧に来る人は少ないと感じています。
自重牽引なら基本指圧をマニュアル通りやっただけでも効果はそのほうが上だと思います。
患部に強刺激をしたり、余計なことをやるくらいなら自重牽引のほうがマシですが…。
自重牽引をテレビを見て覚えていてぎっくり腰になってやってみて、さらに固まる人がいないかなぁ、ここのところは警告音をたくさんいれて注意書きのテロップを強力に押し出すべきだなぁ、監修の甘さが気になりました。
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