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2010年1月24日 (日)

両手がうっ血して青黒くなった女性。

 いつも来るタイミングとは間隔が違うと思ったからか、電話を受けた時に今日中に指圧をしておいたほうがいいという印象を持った60代の女性、問診では「数日前に友人数名と食事中に手が冷たく青黒くなった」ということです。

 下腿内側のしびれもあり、これを心臓内科の先生にお話したら「腰ではないか?」ということも。

 整形外科の先生だったらそれでは困ると思いましたが、今回腰から坐骨神経にかけての症状はありません。

 簡単に言えば心臓内科にかかっていることから、心臓のポンプの力が弱くて血行障害が起こりやすいということがまずあげられます。

 そして撫で肩で猫背のため、鎖骨周囲と腋窩で血管が圧迫されて血液の通過障害が起きて、長時間下げていた手のうっ血が起きたということです。

 急な寒さ、急な暖かさ、また急な寒さという気温の変化の影響もあります。

 下腿内側のしびれも血液の還りが悪いための血行障害が原因だと思われます。

 ツボで言うところの三陰交や復溜は筋肉が使いづらい部位で、寒さと運動不足で余計に血行が悪くなっていたようです。

 全身指圧後、手はボカボカになり、ふくらはぎも締まった感じです。

 手が突然青黒くなったら、腋を開いてバンザイをして手をブラブラと振れば血液は心臓に還りやすくなります。

 猫背の姿勢で腋を閉めて手を前に置いておけば鎖骨下でも血管は圧迫され、心臓のポンプのパワーが弱ければなおさら血液は滞ります。

 血栓や脂肪塞栓や動脈硬化も血流を悪くするので、食事の管理と運動もこの症状を改善するための重要なアイテムとなります。

 一回の指圧ですぐに温まる手なので、最大の問題は筋肉が少なくて心臓のポンプ作用の補助ができていないことです。

 まず同じ姿勢を長時間続けないこと、一時間に一回はストレッチをするくらいのつもりでいたほうがいいと思います。

 リュックサック症候群という言い方もあるようですが、何も背負っていなくても自分の体重だけで頚から肩に負荷がかかることもあります。

 たとえ痩せていても、筋肉が少ないということは油断がならないということになります。

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