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2010年1月25日 (月)

痩せて見える、太って見える、この初見のイメージが大切。

 いつもより下肢が細く、体全体から虚が、疲労が診てとれた男性、「痩せましたねぇ」と声をかけると、数日前に下痢をして二日間絶食をし、今もお粥しか食べていないとのことでした。

 高齢の域に入って、食べられない、運動ができないということになると、急激に筋肉が衰えます。

 これは高齢者の入院後を考えても明らかですが、この明白な事実を「感じている」と伝えることがセラピーになります。

 これを見逃したのと、診て伝えたのとの違いがセラピーの質を変えていきます。

 ミラクルが起こるとすれば、「あなたをちゃんと診ていますよ」と伝えることから始まります。

 下痢の後ですから、だるい、副交感神経が過剰に優位になっていると考えて、癒し系のタッチは大間違いです。

 こっている部位は別ですが、体を起こすテンポの良いタッチをしなければだるさが増して回復は遅れます。

 この二つができるだけでも、お客様からしてみればセラピストの能力は格段に上に見えます。

 一方、太ったと診た女性のケースですが、座位の触診の背部軽擦で、脇腹に指が乗って止まってしまうということがありました。

 脇腹の段々で指が止まる方は、もともとこのあたりの脂肪が余分なわけですがいつもより抵抗が大きいことはお互いがわかるものです。

 指圧を進めていくと、右上腹部の肝の腫れを触知し、それを告げると「最近飲み過ぎ」だとのこと、これがセラピーになっていくということなのです。

 始めてお会いする時、2回目、3回目、一番調子が悪かった時など、データーを更新し続けてセラピーは続いていきます。

 SEEではなくWATCH、よく注意して見る、それがあってセラピー、そして圧す時に手元を見ない(見続けない)、視覚に脳を使わない分、触圧覚に集中する、それがタッチセラピーです。

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