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2010年1月28日 (木)

エストロゲン分泌を抑制し乳癌リスクを下げるためのイソフラボン。

 食生活の欧米化による初潮年齢の若年化は、乳癌の発生リスクを高めると言われています。

 女性らしさを作り出すホルモンであるエストロゲンは、乳癌の発生にも関与しています。

 これは前立腺癌と男性ホルモンの関係に似ています。

 エストロゲン様物質であるイソフラボンを含む食品を摂ることによって、エストロゲンの分泌は抑制され、乳癌の発生リスクが減少するというという研究報告があります。

 ここでは、エストロゲンを補い増やすためにイソフラボンを摂るのではなく、エストロゲンと拮抗するエストロゲン様物質を体内に摂り込むことでエストロゲンの分泌を抑えることに価値があるわけです。

 この発想の転換はとても大切です。

 エストロゲン=薬ではなく、エストロゲンは毒にもなる、つまり体内では適量であることが重要なわけです。

 早い時期に初潮を迎えて多量のエストロゲンを分泌するよりは、体がある程度成長してから初潮を迎えて適量のエストロゲンを長い期間出し続けるほうが乳癌になるリスクは減るということになります。

 エストロゲンの分泌を抑制するために大豆などのイソフラボン食品を摂る、この考え方をおさえておくのと知らないのとでは見解に大きな差が出ます。

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