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2010年2月28日 (日)

胸鎖乳突筋を緩めるには後頚部も緩める必要がある。

 タッチセラピーで効果が上がらないとしたら、構造的、基本的な所から見直す必要があります。

 例えば前頚部の胸鎖乳突筋が緩まないとしたら、支配神経から考えていきます。

 胸鎖乳突筋は僧帽筋と同じく、副神経と第2・第3頚神経に支配されています(僧帽筋は第4頚神経も)。

 構造的には胸骨と鎖骨を起始として側頭骨の乳様突起に停止します。

 しかし、支配神経は延髄から出る第11脳神経である副神経と頚椎上部の頚神経なので、前頚部の筋肉ではあっても、意識としては頭部の奥や後頚部まで緩めるイメージでタッチをするべきなのです。

 つまり、解剖学的なタッチで筋肉だけとらえても緩まないとしたら、その筋肉が正常に働くための要素は他にもあることに気づかなければいけません。

 肩こりに肩だけの施術をしても緩まなかったり、腰痛に腰だけの施術をしても緩まないのは、その部位が正常に機能するためのスイッチは遠位にも数ヶ所配置されているということです。

 全身性のタッチによっておなかの動きが活発になれば肩こりは緩みます。

 それは肩や背部の筋肉が緩んできたことによって交感神経優位の緊張状態が消化管活動が活発になる副交感神経優位のリラックスモードになった証拠です。

 おなかをタッチしないうちにおなかが動くこと、前頚部だけのタッチでは胸鎖乳突筋が緩まないこと、これに気づいて広範囲に気持ちの良い刺激のタッチを心がければ、タッチの効果を確実に向上させることができます。

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