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2010年2月 4日 (木)

不眠は高血糖の状態をつくる。

 眠りたくても眠れない不眠の状態では、交感神経が優位になっています。

 交感神経は戦う時の神経ですから、興奮して血圧と血糖値が上昇し、この時にはインスリンの分泌が抑制されます。

 よって不眠の体は高血糖の状態にあると言えます。

 糖尿病の方に指圧をする時に感じることは、筋肉が癒着したようなべったりとした硬さです。

 高血糖の状態は血管収縮と筋緊張を生み出し、しつこい肩こりや腰のこりを作ります。

 この状態を放置すれば筋緊張のスパイラルに巻き込まれ、肩こり、腰痛は悪化します。

 副交感神経のスイッチを切り替えるには早朝に日光を浴びることが一つの方法ですが、夜働くというような生活のリズムであれば、なかなか不眠の解消にはつながらないかもしれません。

 指圧やマッサージが不眠の解消につながるのは、こりを緩めることによって血管を拡張し、血圧を下げ、副交感神経を優位にしてインスリンの分泌を高め血糖値を下げるという、逆の流れを作ることができるからです。

 眠れないから夜中に食べてしまうということを繰り返していると高血糖の状態を続けていることになり、成人病へひた走っているようなことになります。

 不眠は高血糖の状態を続けることになるので、しつこい肩こりがあれば是非指圧を受けてみてください。

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