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2010年2月 9日 (火)

岩盤浴で触圧刺激の本質を知る実験ができる。

 岩盤浴で圧発汗射を知る実験ができます。

 圧発汗反射は、横向きに寝た場合、下になる圧迫側で副交感神経が優位になり、上になる側で交感神経が優位なるという生理学的な反射です。

 発汗は、交感神経が優位になる上側で起こり、下になる圧迫側の発汗は抑制されます。

 岩盤浴の平らな面に横向きになる必要はありません。

 例えば伏臥位で顔を左に向け、左肘と左膝を90°に屈曲させて、右上肢は体側に沿わせて下げ、右下肢伸展にすれば、体重は右半身にかかります。

 すると左半身からだけ発汗します。

 ここで理解すべきことは、発汗している左半身は交感神経が優位になっていますから、血管は収縮、血圧は上昇しています。

 一方、圧のかかった右半身は血管は拡張し、血圧は下がっています。

 左の鼻がつまった状態でこの姿勢をとれば、血管が収縮するので鼻づまりは解消します。

 高温サウナと比べれば物足りないくらい低温の岩盤浴で、この実験はできます。

 ここから学んでほしいのは、半身に自分の体重をかけるだけでも副交感神経優位にスイッチを切り換えることができるという事実です。

 このことがわかれば、こりとぶつかって、ねじふせようとするような指力はいらないことに気づくはずです。

 岩盤を指力で圧し込むようなことをすれば、指を痛める上、ぶつかることによって戦いモードの交感神経が優位にスイッチが切り換わってしまいます。

 寝そべるくらいの体重をかければいいこと、広い範囲の圧刺激ということ、高温ではなく物足りないくらいの低温でいいということ、勉強になるはずです。

 もしわからなけらば閾値(最低刺激レベルの感度)が高い位置にあるということ、感度が鈍くなっています。

 自分の感じる刺激のニュートラルのレベルを下げられるほど、タッチの表現力は豊かになります。

 わからなければわかるまで、自分の体で勉強してください。

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