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2010年3月24日 (水)

快圧は5~15kgであるということ。

 指圧では30kgを超えた圧刺激をしてはいけないとされています。

 (嫌いな言葉ですが)“痛キモチヨイ”と感じられるのは、おおよそ30kgくらいまでの圧刺激です。

 しかし患部に強い炎症があれば、いきなり圧すと5kg程度の軽圧でも身をよじる痛みを与えてしまうことになります。

 0~100g程度の触圧、100g~1kg程度の微圧は別にしても、指圧は一つの型で体重移動によって1~30kgの圧刺激を行う手技療法です。

 その圧刺激の中心となるのが5kg~15kgの快圧です。

 片手をテーブルに突いて立ち上がれば快圧に相当する圧刺激をすることになります。

 いかに衝撃を抑えて上体を起こすかという型が指圧であるということもできます。

 テーブルに突く片手を片方の母指に置き換えて、反対側の母指は体重移動を1点に集めるために上に添えるだけ、下の母指を圧さない、これが重ね母指の指圧です。

 皮膚表面に密着させる母指の指紋部に、徐々に重力を集めることが指圧です。

 つまり、体の力は抜いて、指力にも頼らず、体を押し潰す重力を利用して1点に圧刺激を行うことが指圧です。

 だから、全体重をかけるのではなく、むしろどこまで体重を預けられるのかを見極めることに気を配る必要があります。

 どの体勢でも止められて、どの体勢からでも体重を抜く用意があるのが指圧です。

 指力で圧すことは、重力とぶつかることを意味しています。

 重力という自然な大きな力に逆らえば、曲がった力のベクトルが生まれるので揉み返しが起こりやすくなります。

 突発的、瞬間的な指力は、施術者の骨を曲げてしまうほどのねじれたパワーを持っています。

 5~15kgの快圧が素晴らしい指圧効果を生み出します。

 指力による圧迫を、強ければ効くのではないかと思って我慢するのは間違いです。

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