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2010年3月20日 (土)

「薬指が長いと女性は理数系、男性は男性ホルモンが旺盛」説。

 「薬指が長いと、男性は男性ホルモンの分泌が盛ん、女性は理数系の仕事に就く」という説があります。

 東洋医学で薬指は、口から肛門までの消化器系の経絡である『三焦経』の起点となります。

 仙骨から出る副交感神経の骨盤内臓神経は、直腸や膀胱、肛門だけでなく生殖器も支配することから、薬指の発達と男性ホルモンの分泌を結びつけることができます。

 もう一つの見方は、薬指は使いにくいということから考えることができます。

 使いにくい薬指が発達するためには、遺伝的要素だけに頼らず、薬指を使わなければなりません。

 使いにくい指を使うということは、体の機能を余すところなく使うという傾向があります。

 器用なだけでなく、体の使い方に工夫があるわけです。

 この傾向があれば従来のもので飽き足らず、新しいことへ挑戦する気性があるということです。

 薬指の長い女性が理数系の仕事に就くというのも、原点は薬指を使う工夫にあるのかもしれません。

 指圧で母指圧の時に四指を引く動作を続けていると、指はしなやかに伸びていきます。

 ここで力が入ってねじっていると、尺側や橈側に指の先端が曲がる変形をします。

 『薬指説』に従えば、指圧は先を予測して頭を使い、使いにくい薬指を使う動作ですから、理数系的な発想力を必要とし、男性ホルモンの分泌を促すことになります。

 指圧をしていると男性ホルモンの減退についての訴えがあります。

 そういう時には『薬指説』よりも、筋肉疲労やストレスなどの交感神経の緊張を緩和することで、副交感神経を優位にすることに徹するだけでいいと思います。

 『薬指説』は面白いエピソードですが、肩こりやストレスを抱えた人が薬指を鍛えるよりは、気持ちの良いタッチで副交感神経を優位にしたほうが速効性があります。

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