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2010年3月13日 (土)

手掌多汗症の交感神経切除手術後、他部位からの発汗増加で訴訟へ。

 手に汗をかくことを気にしている方は意外と多いものです。

 試験の前に手に汗をかいた経験は誰にでもあるのではないかと思います。

 交感神経切除手術を希望される手掌多汗症の患者さんの多くは、手が湿る程度ではなく、それこそ珠のような汗でキーボード操作にも困難を感じているような状態だそうです。

 主に第2~第5胸神経に胸腔鏡下で行われる交感神経切除術はETSと呼ばれているようです。

 手術前には副作用について説明されます。

 今回の訴訟は『事前の説明で感じた以上に生活に支障が出るほどの代償性発汗があること』が問題になりました。

 手術後、腋や上肢、手掌からの発汗はなくなった代わりに、腹部、臀部、大腿後側、背中からは以前より多くの生活に支障をきたすくらいの汗をかくようになったということなのです。

 この副作用は手術後ほとんどの人に現われるということです。

 事前に説明をしてから行った手術ですから、インフォームドコンセントの丁寧さや親切さが争点になるのかもしれません。

 手掌の汗に悩んできた方が、一筋の光明のように選んだ手術の結果に満足できないのは当然でしょう。

 この手術の有効性が問われることにもなるだろうと思います。

 指圧は交感神経と副交感神経のバランスを調節する手技なので、発汗調節の効果もあります。

 緊張や疲労やストレスで汗が増加することもあるので、手の汗が気になる方は手術を選択する前に是非お試しください。

 自律神経訓練法と併用していけば、現時点では手術よりも安心です。

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