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2010年3月28日 (日)

左肩外旋痛は鎖骨周囲の内転、内旋筋など拮抗筋のサイドブレーキをはずす。

 左手を背中に回すと痛い60代の男性、左投手がオーバースローで振りかぶる姿勢の時に痛みがあります。

 自覚的には「神経の痛みのようだ」ということです。このキーワードは重要な手掛かりです。

 左肩の外旋筋である小円筋や棘下筋は、肩後部上端の回旋健板付近で狭い範囲に圧すと痛みを感じるようです。

 左上肢伸展挙上は正常、むしろ仰臥位肘屈曲で肘をマットにつけて内旋・外旋運動をすると、鎖骨周囲がゴリゴリと音を立てます。

 右利きで右の上肢の筋肉のほうが発達している場合の左肩外旋障害は、左大胸筋、烏口腕筋、上腕二頭筋短頭腱、肩甲下筋などの内転筋、内旋筋、屈曲筋がストッパーになっている場合があります。

 左上肢の筋肉は右上肢についていっているようなもので、筋肉は右と比べて細いので早く疲労が蓄積して回復も遅れます。

 左肩前面の筋肉は使い過ぎ、左肩後面の筋肉は使わな過ぎという構図がここでも成り立ちます。

 ピンポイントで圧してみると大胸筋鎖骨部や烏口突起周囲、腋窩後面には飛び上がるほどの痛みがありました。

 これらの筋肉の拘縮が神経を圧迫し、左肩外旋時には肩前面の筋肉がサイドブレーキを効かせたままの状態のように抵抗して痛みを増強していたようです。

 肩の痛みは“ぼんやりと肩の痛みとして感じることが多く”、拮抗筋も念頭に広範囲に探さないと、より関与の大きい反対側の痛みを見逃すことがあります。

 

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