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2010年3月22日 (月)

ツボ刺激と副交感神経。刺激には限度があることも…。

 昨日のTBSテレビ『となりのマエストロ』では、“ツボ刺激で副交感神経が興奮してリラックスモードになった”脳のMRI画像を紹介していました。

 これに似た実験は日本指圧学校でも行われてきました。

 問題は“ツボ刺激を続ける刺激量に比例してリラックスするのではない”ということです。

 この実験でも2割の被験者が無効であったということです。

 簡単に言ってしまえば、交感神経が優位になっている部位を刺激して気持ち良ければリラックスします。

 不快な刺激であるか、持続しているうちに不快な刺激になるか、すでにリラックスしている部位に過剰な刺激をすれば、副交感神経が優位になる変化は起こらないだろうと考えられます。

 マッサージ器のような機械的な刺激や、部位によって刺激量を変えないタッチで起こる揉み返しの原因は過剰な刺激です。

 一般論で言える範囲と実際に臨床で起こる生理的機転は違うので、ツボ刺激とリラックスがイコールであると考えてしまっては適量刺激はあり得ません。

 タッチセラピーの入り口はこういう情報からでいいのですが、プロフェッショナルのタッチは遥か高みにあるのです。

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