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2010年4月15日 (木)

タッチの色合いを調整した時に起こる同調。

 音には音量(ボリューム)と音色(トーン)があるように、タッチにも刺激量と刺激の色合いがあります。

 コーラスで絶妙のハーモニーを得るには、音程を合わせるだけでなく、音色が歩み寄ることによって倍音の共鳴や不思議な陶酔感が生まれます。

 タッチの触圧覚を通した共感や同調といった体験が生まれるときには、触圧刺激の刺激量が適量であるだけでなく、タッチのニュアンスに受け手とセラピストの一致、あるいは一致を超えた芸術領域のヴァイブレーションがあるのだろうと思います。

 それを体験した人と、不幸にもそういうタッチに巡り会ったことがない人とでは、タッチの世界観が違ってきます。

 『指圧は芸術である』と浪越の指圧道場に掲げてあるのは、この芸術領域の体験をもたらせるようになってやっと指圧師なのだということなのだと私は思っています。

 触圧刺激の刺激量を適量に調整することも毎回、毎日、一生の問題、そこに触圧刺激の共鳴や同調まで盛り込むのは非常に高いレベルのお話です。

 しかし、そこを目指さなければ、音程だけ楽譜通りのハーモニーのようなもの、声楽の発声とポップスの発声のハーモニーでは違和感が生まれます。

 上手なタッチセラピストのお客様は触圧覚が発達してくるので、ライブのステージでお互いが歩み寄ることによって共鳴するセッションが完成することがあります。

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