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2010年4月16日 (金)

1才半の男児、腹を強く押されて死亡のニュース。

 『1才半の男児が母親の交際相手の男に、腹を3~4回両手で体重をかけて押し込まれ死亡』というニュースがありました。

 男の子の内臓からは出血して腹腔内には血が溜まり、消化器穿孔の傷を負っていたということです。

 これは虐待の事件ですが、ぬいぐるみのおなかでも押すように男の子のおなかを押したこの粗暴な男が、本当に殺す気があったかというと疑問を感じます。

 『おなかを押しても死にはしないだろう』というくらいうの考えしかなかったのではないでしょうか?

 指圧が腹部を重視するのは、内臓が副交感神経支配だからです。

 リラックスすれば活発になる内臓の働きを、あえて強い力で押し込んで停止させてしまうのは素人考えです。

 衣服で隠れるおなかなら乱暴なことをしても虐待がばれないので、自分の憤懣を幼い命にぶつけはしたものの、死ぬとまでは思っていなかったのだろうと思います。

 人間は傷つきやすい生き物です。

 指圧をするにも、おなかはとてもデリケートな部位です。

 おなかが扱えるようになってやっと一人前のセラピストだと言えます。

 強い圧迫は暴力になり、内臓を傷つけ、消化管に穴を開けます。

 良かれと思ってやっているものの中にも、暴力でしかないものがあります。

 プロフェッショナルはこれではいけない。

 素人が手本にしてはいけないことをプロがやっているから、こんな事件が起きたのではないかと思うとゾッとします。

 おなかに触れていいのは愛がある人だけです。

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