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2010年7月18日 (日)

混合性頭痛、大腿四頭筋外側広筋のこり。

 「40代女性、朝から頭痛で、バファリン服用後は片頭痛が残りました。顔を見ても瞼が腫れぼったく、むくみは明らかです。」

 “体側のこり+体のむくみ→片頭痛”、これは公式のように覚えておいていいと思います。

 むくみによって体液が多いわけですから、体側にこりがあると一部の血管は締め付けられ、一部の血管は拡張して三叉神経を刺激し、ズキズキと拍動する片頭痛が起こります。

 これには血管収縮作用があるセロトニンを様々なストレスに対して使ってきたことによる不足も影響します。

 今回のケースでは体側の大腿筋膜張筋や腸脛靭帯にこりがあるのではなく、やや内側の右大腿四頭筋外側広筋が反応点になっていました。

 胃経の反応点も大腿直筋にではなく、この外側広筋の指圧でおなかがよく動きます。

 むくんでいて片頭痛もありますが、この頭痛は緊張性頭痛がかなりの割合を締める混合性頭痛です。

 下肢外側にこりがあれば股関節外転で立っていることが多かったことになりますが、右外側広筋のこりだと股関節はあまり開かず、右骨盤が下がっていた姿勢がイメージできます。

 右殿部は締まっていて、左殿部はむくんでいるというのも右足体重で右骨盤が下がる座位姿勢を証明しています。

 本人は顔のむくみにも慣れてしまって、“加齢的な変化か…”と思ったようですが、大腿直筋を緊張させて膝を伸ばすべき姿勢を外側広筋を緊張させたというわずかな姿勢のズレから起きた頭痛だと言えます。

 指圧後は腫れていたまぶたのむくみがとれたので、急に二重になりました。

 それくらいのことは普通に指圧をしていれば十分改善できます。

 梅雨明け前の重たい空が、指圧が終わる時間には真夏の濃い青空に変っていました。

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