« 指節関節のストレッチ。 | トップページ | 昨日、一昨日は猛暑の中休み、指圧は忙しい日になりました。 »

2010年7月30日 (金)

突然の脳血管症状後に回復した女性の指圧。

 2週間前、猛暑が始まった頃にめまいと吐き気で倒れた70代の女性、その時には家族が留守で『もう駄目か…』と思ったそうです。

 倒れた時は『電話をかけることもできなかった…』ということですが、幸い検査をする頃には塞栓が流れたのでしょう、大きな脳血管障害は認められず麻痺もなく、降圧薬を服薬すること以外は今までと同じ生活ができるようです。

 肩こりと時々手先のしびれ感があるために指圧にいらっしゃいました。

 発語に異常はなく、ろれつの回らないようなことはありません。

 内反尖足のような足首の硬さもありません。

 猛暑で汗をかき、血液が濃縮されて脳血管が一時的に塞がれたということだったのだと思います。

 肩こりは倒れる時より前から感じていたということで、年齢的に背中が曲がってきていることと、前頚部の硬さも脳の血管に影響を与えたと思います。

 コレステロール値が高いということですから、頚動脈の動脈硬化はあるのでしょう。

 指圧では猫背により頚が前傾し頚動脈が狭窄することを防ぎたいところです。

 初めての降圧薬の治療と、倒れた後も続く猛暑と運動不足によって体はだるいということですので、下半身はテンポの良いタッチで筋肉のエクササイズになるようにします。

 頚、肩、背中は蓄積したこりですから、軽い刺激のタッチで丁寧に緩めていきます。

 全身指圧後、背中が伸びてスッキリしたということです。

 お話を聴いてみると、倒れる前に疲れを感じていたということなので予兆はあったようです。

 元気な方でしたが、“臨死体験”と言ってもいいのでしょう、前よりとても穏やかな印象を受けました。

 命が次の瞬間もある保証などないことを体験した後、人間はひとつ上のステージに進めるのかもしれません。

 

|

« 指節関節のストレッチ。 | トップページ | 昨日、一昨日は猛暑の中休み、指圧は忙しい日になりました。 »

心と体」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 突然の脳血管症状後に回復した女性の指圧。:

« 指節関節のストレッチ。 | トップページ | 昨日、一昨日は猛暑の中休み、指圧は忙しい日になりました。 »