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2010年7月26日 (月)

1箇所の患部が指し示す他の部位の感覚。

 温泉で大腿後側中央のツボ『殷門』に磁気絆創膏を貼っている男性、側面を向くと中殿筋にも同じものが貼ってありました。

 これらのツボは腰痛や坐骨神経痛では効果的なツボですから、一つの磁気絆創膏を見つけるともう一つもありそうな感じは予測できるわけです。

 そして下肢全体に目をやると明らかに上半身とくらべて筋肉が痩せていて、これは尋常ではない何かがあると感じます。

 ちょうどこの男性がぐるりと一回りした時に左右の下腿には血管が浮き出て硬く渦巻く静脈瘤がありました。

 静脈瘤で足の血流が悪く、歩きづらくて下肢の筋肉が衰えたか、脊柱管狭窄症で坐骨神経痛があり下半身が使いづらかったかはわかりませんが、体の1点の患部らは他の部位につながる見えないラインを感じることができます。

 同じ日に別の場所で外反母趾20代女性、まだ固まってしまわないうちなら爪先立つエクササイズで矯正できそうですが、安定して爪先立つことができません。

 踵体重でなければ膝を伸ばせないようで、爪先立つと膝が軽度屈曲します。

 こういう下肢の筋力の弱さは足の変形、さらには膝や股関節の変形と広がって体に大きな故障をもたらします。

 若いうちなら大きな変形にならないうちに筋力をつけることで補えることもあるはずです。

 同じ日に見た人間観察ですが、この繰り返しが施術感覚に反映されていきます。

 いつからか私は、道を歩いている時も、擦れ違う人や前を歩く人の体の傾きから、その体の持つショートストリーを読んでいることが多くなりました。

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