« 胃カメラで上腕二頭筋停止部に急性のこり。 | トップページ | 腹式呼吸がうつ病に効く。 »

2010年7月 8日 (木)

三焦経の中焦は胃であること。

 三焦経の上焦、中焦、下焦を大まかに説明するならば、中焦である胃を中心として上と下の消化管に分けています。

 しかし中焦の正確な定義は『横隔膜から臍までの間の“機能”』で胃そのものではありません。

 この表現はとても東洋医学的です。私は人間の体を考える時に、こういうニュアンスが必要だと思っています

 胃炎の反応点は肩甲下部に広い範囲で現れ、決して『胃兪』限定ということはありません。

 胃下垂なら胃の位置は下がります。また、胃を切除している人の胃兪のこりを胃の反射と言えるかどうかは難しい問題です。

 薬指から上肢外側を上行し、耳の周囲を周り、眉毛外端の『絲竹空』に終わるのが三焦経です。

 消化器の反応点が背部に現れ、四足歩行で診た時に背部から上肢外側にその影響が及ぶのでしょう。

 三焦経の手の甲の中手骨底には『腰痛点』も存在します。

 大腰筋が大腿骨小転子から斜め上の腰椎腹側に向かって行く位置は下焦に属します。

 だから腰痛点が三焦経にあると考えるとわかりやすいのではないでしょうか。

 中焦は胃とすると、他の消化管よりも独立した大役として見られてきたようです。

 実感としてもそんな気がするというところがとても東洋医学的です。

|

« 胃カメラで上腕二頭筋停止部に急性のこり。 | トップページ | 腹式呼吸がうつ病に効く。 »

心と体」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 三焦経の中焦は胃であること。:

« 胃カメラで上腕二頭筋停止部に急性のこり。 | トップページ | 腹式呼吸がうつ病に効く。 »