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2010年7月 7日 (水)

胃カメラで上腕二頭筋停止部に急性のこり。

 胃カメラの検査をしてきた男性に指圧をしました。検査で異常はなかったそうです。

 まず指圧をして気づくのは下肢前側、胃経のこりです

 これは胃の反応として何度も触れるこりなので、“そういうものだ”と経験から自分の感覚にしていってください。

 今回注目したのは、両上腕二頭筋の肘に近い停止部付近のこりです。

 経絡で言えば心包経です。

 心包は心臓を包むものと考えればよく、しかし心膜と同じかといえば、東洋医学では心臓病の多くは心包経の病気であると考えられています。

 心包経は中指から三焦経の薬指に連絡する他に、正中線にある任脈の上脘(臍上5寸)中脘(臍上4寸)、陰交(臍下1寸)からも三焦経に連絡します。

 どうやら口から肛門までの消化器を司る三焦経と心包経の繋がりが見えてきましたね。

 胃カメラが正中線で臍の上にある胃に届くと心包経と三焦経に影響が出るわけです。

 もうひとつ、胃カメラの時の緊張状態のプロファイリングをするならば、両肘を軽く曲げて両肘には力が入り、それはおそらく手を強く握り“異物”の侵入に耐えていたからでしょう。

 指圧はセッションですから、こういうやり取りに中で信頼関係が生まれていきます。

 いつも言う体の物語を読むというのは、体に残された緊張から、近い過去に体の置かれた状況を読み取る作業をするということです。

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