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2010年10月21日 (木)

冷えとむくみの解消→爪先(足の趾紋部)で落ち葉を踏む。

 昨日は原宿の生活の木の講座で「冷えとむくみの解消」がテーマしたが、うっかり次回の「消化管活動の促進」と間違えて用意をしていってしまいました。

 内容は「冷えとむくみの解消」にして講座をさせていただきましたが、ここで少しポイントをあげておきます(遠くから来ていただいている方もいらっしゃるのに申し訳ありませんでした。用意がなくても、どんな症状でもすぐに対応できなければいけないセラピストの姿は見ていただけたと思います)。

 タイトルに「爪先(足の趾紋部)で落ち葉を踏む」とありますが、今朝のウォーキングで実際これをやってきました。

 冷えは動脈血の不足、むくみは静脈やリンパの流れの停滞です。

 末梢の筋肉の運動不足で動脈血の不足が起こるだけでなく、どこかに動脈の流れを停滞させる痛みや病気があれば足先や手先、下腹部が冷えます。

 頚や肩の痛み、腰痛、前立腺肥大、卵巣のう胞、子宮筋腫などの病気があれば、炎症や患部の肥大による動脈の圧迫で末梢の血流が悪くなることがあります。

 痛みがあれば交感神経が優位になります。

 動脈、静脈、リンパ管の中にあるのは平滑筋で、平滑筋の活動を促進するのは副交感神経優位の状態であるということは重要です。

 動脈に伴行する静脈やリンパ管は動脈の流れに刺激されて流れるようになっていて、末梢では動静脈が吻合していますから、動脈血が勢いよく末梢まで流れていれば静脈血の停滞もなくなります。

 そこで爪先で落ち葉を踏むということになるのですが、立って足の趾紋部に体重をかける、そのまま爪先で足踏みをすると動静脈吻合の刺激になるととともにふくらはぎの下腿三頭筋を使うことになって静脈とリンパの流れが促進されてむくみが解消します。

 冷えの解消とむくみの解消がひとつのエクササイズでできるわけです。

 踵をつけずに爪先立って100mくらい歩くだけでも、ふくらはぎの筋肉はブルブルしてきますし、足先は温かくなります。

 家の中で包装のビニールのプチプチをつぶしてもいいし、うどんを踏んでもいいと思います。

 大切なポイントは下腿三頭筋を使うためには膝を伸ばす必要があるということです。

 椅子に座る生活では、股関節も膝も曲げて、踵がついた状態が非常に多いので、その逆の筋肉の使い方もしておかないと血流が悪くなって冷えたりむくんだりします。

 指圧やアロマオイルトリートメントでは、動脈、静脈、リンパ管の平滑筋の動きを施術後も活発にしておきたいので、強い刺激をしては効果がありません。

 痛いと感じさせて交感神経を優位にしてしまえば平滑筋の動きは停滞してしまいます。

 「その時はいいけど」と言われてしまうようなマッサージの効果が持続しない最大の原因は、刺激が強過ぎて血管を拡張させることができないことに問題があるのです。

 爪先立って落ち葉を踏むとカシャカシャと良い音がします。どんぐりも踏んだりして面白がっているうちに血行は良くなります。

 

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