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2010年10月 6日 (水)

肩甲骨内側のこりと息苦しさ。

 昨日は3人の女性の主訴が肩こりでした。

 最近の急な温度の低下と使い過ぎ、あるいは使わな過ぎが原因ですが、手指や肩からたどっていくと肩甲骨内側のこりも共通しています。

 手を使う時の肩甲骨を開いた(外転した)姿勢+肩甲骨の挙上の連続で肩甲骨内側が硬くなっていきます。

 この姿勢は肺と心臓を圧迫することになるので、めまいや呼吸が苦しいという症状を訴える人もいました。

 ひとりは保育園の行事の芋掘りで、スコップで土をすくう動きを連続しておこなったので、肩甲骨内側上角の肩甲挙筋のこりが最後まで残りました。

 ひとりはピアノを弾くことによる左示指伸筋腱の腱鞘炎と肩甲骨内側のこりです。

 もうひとりは何もしなさ過ぎたことによる自律神経の乱れ、脊柱両側の交感神経性の緊張と下半身の緩み過ぎで、便通は下痢気味でした。

 芋掘りの疲れで残った肩甲骨内側上角の痛みは急性の炎症ですから、タッチで刺激し過ぎれば悪化するだけですので、全身の状態が改善したことで部分の違和感は残ってもひとまずこれで良しとします(この見極めができないとろくなことにはなりません)。

 ピアノの弾き過ぎのこりも使い過ぎですから、いじり過ぎないようにして、悪くなれば次回またメンテナンスするということで良いでしょう。

 使わな過ぎの体は運動させる価値があるので、上半身のこりには弱い刺激で時間をかけて指圧し、足りないと思えばもう少し指圧をしても良いケースです。

 肩甲骨に柔軟性ができて肩が下がり、肩甲間部に余裕ができると、めまいや呼吸の息苦しさが改善されます。

 下半身は緩み過ぎなので速いテンポで体を起していき、指圧が他動的筋肉運動としての効果を発揮すると、副交感神経の過剰な亢進が抑制されて、下痢気味の胃腸症状が治ります。

 強い刺激ではないというところがポイントです。

 パニック障害と診断されている方の中には、このケースのように自律神経の上半身と下半身のアンバランスの状態にある方が多いのではないかと考えています。

 

 

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