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2010年10月15日 (金)

前腕のコブ(御質問について考えてみました)。

 fukiyaccoさんの御質問について御答え致します。

 「右前腕内側、肺経のツボ『孔最』の小指側のコブ」ということなので、経絡でいえば心経、筋肉でいえば尺側手根屈筋か円回内筋にコブができたようです(残念ながら対応するツボはありません)。

 パソコンの仕事をされているということなので、尺側手根屈筋上のコブなら手関節の屈曲と尺屈の動作で(キーを打つ時に手掌を下げたり、小指でキーを打つ時の手首の動き)、円回内筋上のコブなら指を使うために肘を曲げて前腕を内側にねじる動作で、初めはコリを作ったのだと思います。

 コリを圧しているうちに、刺激が強過ぎてコブになるということはあります。

 揉み過ぎると血管が破れるので赤黒い出血が表面から見えることが多いと思いますが、fukiyaccoさんは揉み過ぎたわけではなかったのであまり内出血がひどくはないのでしょう。

 処方されているヒルドイドはヘパリン類似物質といって、肝臓で生成され血液凝固を阻止するヘパリンと同じ働きをする軟膏です。

 打撲やコブにはよく使われていますので、今は効果の実感がないかもしれませんが、安心して処方された使用法どおり少し気長に使ってみるのがいいと思います。

 靴との接触刺激が積もり積もって足にできたタコだってなかなか治らないものです。

 精油ではヘパリンと同様に抗凝血作用のあるゼラニウムを使ってみてはいかがでしょうか?

 ゼラニウムは血液の滞留を取り去り、鎮痛作用もあるのでお薦めです。

 コブ自体には塗布くらいにして決して指圧はしないでください。

 コブに対するアロマオイルトリートメントの基本は、患部は触らずにそれより心臓に近い部位から心臓に向かって求心性のマッサージをすることです。

 誘導作用によって十分に効果が得られます。

 小指から患部の手前までのマッサージも行ってください。

 なお、前腕に冷えを感じるのも疲れを感じたりだるかったりするのも、同じ姿勢で同じ筋肉の使い過ぎによる血行不良が原因です。

 頚の付け根→鎖骨→腋の下→上肢と、指先まで行く血管と神経は通過していきます。

 猫背も前腕の血行不良の原因ですから、両腕を後ろに反らせるようなストレッチで胸や腋を開くことも大切です。

 全快をお祈りしています。

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