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2010年12月 7日 (火)

左腰痛、悪化を防ぐ早期の指圧。

 40代男性、左の腰に違和感を感じて仕事を終えてから指圧にいらっしゃいました。

 デスクワークでも座位姿勢が腸腰筋に負担をかけるので、腰は疲労します。

 肩の力が抜けない方でしたが、肘を曲げて肩上部を指でつまみ、肘をできるだけ耳の近くに打ち上げる肩関節前方挙上+外転・外旋のストレッチを続けたところ、肩関節の柔軟性は水泳選手並みになりました。

 おまけに肩の力が抜けたことで、ゴルフで指にできていたマメも、とても小さくなってきました。

 座位で視診+触診していくと左腰部が骨盤から盛り上がって見えてきます。

 この見えてくるという感覚は、触覚が視覚を補完して起こることなのでしょう。

 視診だけではくっきりとした映像が浮かんでこないので、この感覚は視覚障害のある先生方の感覚に似ているのだろうと思います。

 左腰部の盛り上がりと本人の自覚的な腰の違和感は一致していました。

 しかしそれとは別に、ゴルフのスイングの時に使う左肩甲下部と右腰部という対角線の筋緊張も持っていました。

 これが意識に上らないのは筋肉の正常範囲の疲労(鍛えたテンションがあり使ったから硬くなったということ)なのでしょう。

 左膝の違和感も訴えていましたが、これは指圧が正常に行え、ストレッチで関節がぶつかる音もしませんでした。

 全身指圧を終え、座位で視診+触診していくと来た時の盛り上がりはありません。

 このように早く違和感に気づいてメンテナンスをするようになると、ぎっくり腰などの大きな症状に移行するのを防げます。

 この男性もぎっくり腰の経験者なので、私のアドバイスを取り入れて肩関節のストレッチを毎日続けるなど、体のメンテナンスを心がけていることがとても良い結果に結びついています。

 体の変化に敏感であることは、換えのきかないパーツをメンテナンスしながら生きていく人生にとって大切です。

 今回は早目の手入れで大事にはなりそうもありませんでしたが、ゴルフの後の逆方向のスイングと、弱冠の足の冷えに対して爪先立ちのエクササイズを宿題とさせていただきました。

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