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2010年12月 6日 (月)

関節を越えてタッチをする。

 一部位のタッチが関節と関節の内側だけで終わってしまうのは、プロファッショナルのタッチではありません。

 関節運動が行えるのは、関節を越えて停止する筋肉があるおかげですから、しっかりと腱から腱までのタッチをすれば関節を越えるのが当たり前です。

 基本指圧では例えば上腕と肘関節部というように分けて指圧をしますが、治療手技としては基本指圧の後に上腕部から肘関節にまたがるポイントへのアプローチが必要になってきます。

 一方、オイルマッサージでは始めから関節を越えた軽擦をしていきます。

 患部が関節部にある場合には、これがそうもいかない場合があって、むしろ関節の手前で止まることができてプロフェッショナルなタッチとなるケースもあります。

 それでも一般的には関節から関節までという工程は、「関節の手前から関節を越えた先まで」をタッチするのが正解です。

 個別の筋肉の起始から停止までをたどれてこそのプロフェッショナルです。

 そこにタッチのタイミングの抑揚をつけて、f分の1のゆらぎを作っていくということです。

 スーパーなどにある買い物用のカート、あのキャスターの1個が回らなかったりすると4分の1のブレーキがかかるだけで、真っ直ぐではなくそのストッパーの斜め対角線方向への力で押していかなければならなくなったりして、イライラします。

 買い物カートを正常に動かすためには、キャスターの車輪に油をさすだけではダメだったりするものです。

 車輪が回らずにいると、車軸の傷や錆び、接合部のネジの緩みなど、一つの不都合はいくつかの不調を作り出します。

 筋肉のこりは、関節の間隔を狭め、関節を越えて靭帯性腱鞘と滑膜性腱鞘の摩擦を強めたりしているものです。

 関節を越えて働く筋肉には、ちゃんと関節を越えたタッチができなければいけません。

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