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2010年12月12日 (日)

玄関で足が滑る、股関節内転で殿部外旋筋の痛み。

 昨日午前の指圧が終わって、左下肢にしびれた感覚があることに気づきました。

 大腿外側、大腿後側、坐骨結節、殿部、仙腸関節とたどってみると、外旋筋群に痛みがあります。

 仙腸関節の捻挫のようなことではなく、筋肉の問題のようです。

 原因を考えてみると、朝ウォーキングに出かける時に、玄関のコンクリートで左足が内側に滑ったこと思い出しました。

 内側に滑ったのなら外旋筋は急激にストレッチされて伸びてしまったのか?と始めは考えましたが、そのまま滑らずに足一つ内側にズレたくらいで踏みとどまりましたから、むしろ外旋筋群を急激に収縮させて外旋方向の力のベクトルでブレーキをかけることになったのでしょう。

 よく高齢者の方で下肢外側に神経痛の症状を訴える方がいますが、この感覚なのだと思いました。

 なんとなく殿部から左大腿外側を通って左足先まで、しびれた感覚がありました。

 ストレッチをしたり横になって休んだりして、午後の指圧も無事に終えましたが、左下肢にしびれた感覚は残ったので湿布を貼って眠りました。

 昨夜の入浴と湿布でかなり良くなって、今朝もストレッチの後にウォーキングをしてきました。

 ここでメンテナンスができずに神経の圧迫が強まると坐骨神経痛になるのですね。

 セラピストは、体に対しては臆病なくらいに気をつけておくのが良いと思います。

 自分の体を治せるうちに治しておくと、他人の体の治せるものと治せないものの判別もできるようになってきます。

 この症状はどのように治っていくか、この関節可動域で痛みが出る時にはどのくらいまでの改善が見込めるかなど、見通しが立てばやみくもな施術で悪化させるおそれは減らすことができます。

 プチ坐骨神経痛体験ですが、細かく考えてみたいテーマがいくつか見つかりました。

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