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2010年12月10日 (金)

頭がガンガン痛い+吐き気、両側子供に挟まれて寝ていると…。

 20代女性、「頭が今までになくガンガン痛くて吐き気がする」ということで指圧にいらっしゃいました。

 それまで冷え性の方に指圧をしていたので、アロマミストデフューザーのジンジャー+水を捨てて、水を替えペパーミントを落とし片頭痛のお客様を迎える準備をしました(後で考えるとジンジャーにも制吐作用があったり、血行促進にはなるので、片頭痛でも使えるかもしれないと思いました)。

 いつもかけているヒーリングミュージックは止めて、部屋の明かりも消し、隣の診察室からの間接照明にします(片頭痛には静かな環境、暗い部屋、頭を冷やすが基本です)。

 熱はなく、頚から肩甲骨上部にかけての丸さが気になります。

 脈は正常、両側頭部が今までになくガンガン痛いということですが脳血管障害ではなく、片頭痛と診てよいでしょう。

 好きな姿勢をとってもらうと伏臥位を選択しました。

 これは後でわかるのですが、仰臥位ではバンザイの姿勢をとったので肩関節の内転・内旋姿勢が体を窮屈にしていたということです。

 猫背で肩関節内転・内旋の筋肉が硬くなると、伏臥位が矯正姿勢になるので、伏臥位を選択する人が多くなります(仰臥位で手を下げて寝ると頭が浮いてしまうので、伏臥位を選ぶか、仰臥位でバンザイをします)。

 片頭痛につきもののむくみはそれほどでもありません。

 足の冷えも問題にしなくていいくらいです。

 仰臥位でバンザイをした両手の指先はとても冷えています。肩から指先にかけての血行不良と側頭部での血管拡張には関連がありそうです。

 毎日布団の両側に子供が一緒に寝ているとのこと。

 肩をすぼめて、肩関節を緊張させて手を下げて寝ると、肩の内転・内旋筋には等尺性収縮の緊張がかかります。

 子供の寝相が悪ければ、肩を冷やしたり、夜中に子供を布団の中に戻したりと気が休まることはないでしょう。

 おまけに、いつもは昼のパートだけの仕事にその日は夜も出勤する予定になっています。

 ストレスが溜まって血管収縮物質セロトニンを使い果たし、片頭痛が起こったのではないかと思います。

 当然腋窩の肩甲下筋を指圧すると片頭痛の痛みくらい痛かったのですが、そのうちくすぐったくなってきて笑ったので、緩んだということです。

 この後1時間くらい眠ることができれば自律神経の調節が眠っている間に行われて、血管の拡張部位は収縮すると思うのですが、これから仕事に向かうということでした。

 指圧が終わった時点で全快とはいきませんでしたが、腹部の指圧でも異常はなかったので、気分の悪さは緩和されています。

 この後全身の血行改善によって頭痛は治まっていくはずですが、どうだったでしょうか?

 仕事中に歩くことでも血行改善になるので、働きながら気分爽快になっていればいいのですが。

 それでも夜は川の字で寝ることになると思います。母親という役割に休みはなく、大変です。

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