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2010年12月30日 (木)

吸気を受け止め、呼気を助ける“壁”となる、指圧はそれで良い。

 伏臥位の指圧で、吸気の時に盛り上がる背中を受け止める意識で母指の指紋部を当てて、それが壁になれば、圧し込まずとも指圧です。

 呼気の時には、沈む背中に母指の壁がついていくだけで、デトックスの促進となり、圧し込まずともそれで指圧になります。

 受け手の吸気を強く圧し戻したり、自然なリズムの呼気に余計な力を加えれば、それは侵害的な刺激となります。

 いつも言うことですが、受け手の受け止められるボールを投げて、始めてキャッチボールになるのです。

 いきなり剛速球を投げれば、受け手は傷つきます。

 始めは「ここをこんな風に圧しますよ」というポイントを示すだけのガイダンスの指圧をして、取り易いボールを投げ、時には誉めて、キャッチボールを好きになってもらい、自分からも工夫してボールを投げ返してもらうと、そこには共感の時間が生まれたことになります。

 しっかりとした壁で、しかも窮屈さを感じさせなければ、受け手は深い呼吸をします。

 その呼吸に伴う呼吸筋や肋骨の動きと「重力」を利用して、母指の指紋部が壁になれば、力を使わなくても極上の指圧になります。

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