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2011年2月 2日 (水)

舌も脈も腹も診ない東洋医学外来のお話し。

 激しい片頭痛で病院で薬を処方されてはいますが、加味逍遥散を薬局で勧められて飲んでいた女性が、どうも体に合わないというので、腹証が違うことを話して、呉茱萸湯(ごしゅゆとう)という漢方薬があることを伝えたことがあります。

 加味逍遥散は瘀血(おけつ=古い血液の滞り=下腹部の硬さ)やイライラ、冷え、季肋部の抵抗・圧痛などのある、腹力の弱い痩せ型から中間型の体型の人に用いますが、彼女のおなかに抵抗はなく、どちらかといえば丈夫な体を持っていました。

 呉茱萸湯は腹証を選ぶ必要がない漢方薬なのでその話しをしてみたら、薬局で買って飲んでみたところ良いような感触を持ったようです。

 病院で処方してもらえば薬局で買うよりも家計にやさしいので、かねてから受診してみたかった東洋医学外来を訪ねたところ、舌診も脈診も腹診もなく、体に一切触らずに、「それでは呉茱萸湯を出しておきましょう」で終わりだったそうです。

 指圧師でも脈やおなかを診るので、東洋医学外来ならどんな達人が診てくれるのかという期待はあっけなくしぼんでしまったようです。

 そんなことなら近所の病院でよかったという彼女に指圧をしながら思ったのですが、もしかしたら、達人のもうひとつ上を行く方は、経験値からそれで良さそうなら患者の言う通りにしてあげる、くらいの心境なのではないでしょうか。

 大丈夫そうな人の診察には本気を出さないという省エネモードだったのかもしれませんが…。

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