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2011年2月22日 (火)

仰臥位、頭頂部の垂直圧はバスケットボールでパスを出す時のイメージ。

 「頭部正中線の指圧の時に、頭頂部から後頭部へ向かう部位で圧刺激が浅くなる、受け手に響かない」ということを感じている人がいると思います。

 それは高い位置にある目から見た母指指紋部の垂直方向と、曲面である頭部指圧部位の正しい垂直方向が違うからです。

 人間の感覚情報のほとんどは視覚情報ですから、視覚を使っていると触圧感覚がおろそかになって見せかけの垂直方向に導かれてしまいます。

 頭部正中線の指圧の前半、斜め下に圧刺激が向かえば垂直圧になる部位では、目から見た垂直圧方向とのズレが少ないのですが、頭頂部あたりから後頭部に向かう部位でイメージを変えることなく圧を加えていけば、正しい垂直圧の方向との大きなズレが生じます。

 その解決方法として、バスケットボールでパスを出す時のことをイメージしてください。

 指先など見ていませんね。

 パスをする時にはその相手を見て、遠くに届けようとすれば斜め上に押し出す方向に力を加えます。

 上から見おろして圧すから斜め下に向かう浅い刺激になり、極端に言えば水泳のターンの時のように、圧刺激は浅い所で回転するねじれた刺激になっています。

 頭頂部後方の後頭部へ向かう曲面を指圧する時の具体的な改善点は、①手首を柔らかく使う、②姿勢を低くする、ということもあります。

 手首を柔らかく使うということはできないと話しになりませんし、姿勢を低くしなくてもできるのがプロフェッショナルですから、より望ましいのは、③指を見ないで触圧覚を最大限に使う、④できるだけ遠くを見る。頭部に位置し、足先まで圧刺激が通ることを確認する(できれば無限大遠くを見る)、そして⑤バスケットボールのパスのイメージです。

 当然、本当に遠くにパスをするような乱暴な圧し方になってはいけません。

 1点を的確に圧すためには、いくつかのチェックポイントがあって、イメージも大切、そして無駄な力を入れないために、自分の心身のコンディションを整えておくことも不可欠です。

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