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2011年2月20日 (日)

試験問題の定番「内胚葉、中胚葉、外胚葉から分化するものを選べ」の正解が変わる研究発表!

 2月17日付の英科学誌ネイチャー電子版に、大阪大の竹本龍也助教授らとコロンビア大などの国際研究チームの「脊髄、骨、筋肉が“体軸幹細胞”からできる仕組みのマウスを使った実験」が掲載されたそうです。

 この研究成果によって、「脊髄を含む神経は外胚葉から分化」、「骨や筋肉は中胚葉から分化」という試験の定番問題が、今後は使えないことになります。

 われわれ手技療法者は、皮膚が脳と同じ外胚葉から分化することに大きく頷くだけの手応えを持っていると思います。

 私は、皮膚への触圧刺激が脳と体そして心に与える影響の大きさを日々実感しながら、機械にはできないライブパフォーマンスを続けてきました。

 とはいえ、定説が覆されたとすれば、新たな情報に鈍感ではいられません。

 いつまでも「スポーツの時に水を飲むな」とか、「膝を伸ばした腹筋運動」を指導するようなことがあってはいけません。

 正しい事実が明らかになったならば、学習し直さなければいけません。

 今年の試験ですでに問題が作成されているものはともかく、来期以降は「神経は外胚葉から分化する」という選択肢が正しいと言えなくなりますから、このお馴染みの「内胚葉、中胚葉、外胚葉から分化するもので誤りはどれか?」というような4択問題は使えなくなります。

 この研究ではまだ、内胚葉と外胚葉から分化するとされていたものが何から分化したかについては明らかにされていません。

 私の希望的な考えでは、旧外胚葉由来だった脳、感覚器、皮膚は同じグループで、旧内胚葉由来だった消化器、呼吸器、尿路が同じグループという研究成果が出ることを期待しています。

 体幹部にある脊髄と筋系、骨格系、循環系、泌尿生殖系が体軸幹細胞から分化したということであれば、発生について少しだけ修正することで済むのですが、どうなりますか…。

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