« 肩こりの原因に甲状腺機能低下症+胃の摘出の影響が診えた女性。 | トップページ | 右舌の痛みが左肘関節のツボ“曲池”の指圧で抑制されたこと。 »

2011年2月24日 (木)

昨夜の『ためしてガッテン~その肩コリ完治可能!~』、評価できる点と足りない点。

 昨夜は外で仕事をしていましたが、肩こり関連情報のチェックを見逃しはしませんでした。

 NHKテレビ『ためしてガッテン』では「その肩コリ完治可能!」と題して、「胸郭出口症候群」を取り上げていました。

 評価できる点は、矯正ベルトで肩関節の位置を正すことと(肩関節内転・内旋の矯正)、鎖骨を上げていくためのエクササイズ(立位の腕立て伏せ)を紹介して、胸郭出口症候群の改善法を紹介していたことです。

 ただ、“頚肋”のように骨が変形して症状が起きている場合には、手術をしなければ完治できないことがあります。

 また、僧帽筋や肩甲挙筋のストレッチを、「痛きもちいいではイケナイ」と明言したことは評価できます。

 これは触圧刺激にも言えることですが、「痛い」が余計です。いつも言いますが「痛きもちいい」刺激をして正解だと考えているようでは、タッチセラピストとしては甘いのです。

 くどいようですが、適量刺激のできなかった自分の未熟さを、「痛きもちいい刺激」という言い訳で、誤魔化してはいけません。

 座位の頭頚部の側屈+前屈のストレッチは、僧帽筋と肩甲挙筋の緊張を緩和するために行いますが、番組で紹介されたように頭の向かう側と反対側の手をお尻の下に敷くより、手を下に下げる方向に引っ張って肩を下げたほうがより2点間のしっかりとした綱引きになるので、ストレッチ効果が高まります。

 側屈後に前屈が浅いと僧帽筋が、前屈が深いと肩甲挙筋がストレッチできます。

 ストレッチに40秒の持続というのは統計的には一番効果があったかもしれませんが、症状の重症度や年齢を考慮すれば、40秒にこだわるのはナンセンスだと思います。

 現実的ではありません。

 個々のそれぞれの症状を診て判断し、痛みを出さずにできる現実的な刺激量をおもんばかるのがセラピストの仕事です。

 肩こりGメンとして番組を見た感想は、全体的に悪くはないですが、完治しないケースもあり、説明不足の部分もあり、番組で言ったようにやってもストレッチが適切にできない人はいるなぁと思いました。

|

« 肩こりの原因に甲状腺機能低下症+胃の摘出の影響が診えた女性。 | トップページ | 右舌の痛みが左肘関節のツボ“曲池”の指圧で抑制されたこと。 »

心と体」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 昨夜の『ためしてガッテン~その肩コリ完治可能!~』、評価できる点と足りない点。:

« 肩こりの原因に甲状腺機能低下症+胃の摘出の影響が診えた女性。 | トップページ | 右舌の痛みが左肘関節のツボ“曲池”の指圧で抑制されたこと。 »