落ち着きを共有するためのお手伝い。
昨日は出かける予定でしたが、計画停電など地震の影響で中止しました。
朝の6時45分から停電となり、9時34分には電気が使えるようになって、電話はその後5分ほどして通じるようになりました。
停電になって初めてここが第4グループであることがわかりましたが、予定の停電時間は6時20分からでした。
停電がないと思ってパソコンを使っていると、途中終了でデータを紛失したり、思いがけない事態に見舞われるかもしれません。
計画停電の実施時間は予定通りのほうが助かるのですが、そういうわけにもいかないのでしょうか?
夕方になって計画停電に関する回覧が届きました。そこには「計画停電のグループ分けが重複する地域では、該当する時間帯以外にも停電の可能性がある」と書かれていました。
『何のこっちゃ!?』、東京電力もわかって停電させていないのかもしれません。
話しは変わって、昨日停電明けに「指圧をして欲しい」という電話がありました。
指圧中、風も強く吹き、少し大きめの地震もありました。
しかし、この時の私に動揺は全くありませんでした。
セラピストモードや使命感というよりも、お客様の体に触れていることで、私がお客様から安心感を頂いているのだと思います。
こんな時に私を思い出してくださったお客様も、ここに来るまでの間にガソリンスタンドの車の行列や食料品の品不足などの不安要素を目にしないわけにはいきません。
指圧は、共通の不安を体と手のふれあいによって、お互いに緩和していく時間なのだと思います。
今朝の6時前には見知らぬ方からの電話で、「マッサージで肋骨にひびが入ったり、怪我を負った時にはどこへ訴えたらいいか?」という相談がありました。
75才の一人暮らしの男性だということで、この方の隠れた本音は、地震後の不安で誰かと話しをしたかったのではないかと思います。
15分くらい話しをしていたでしょうか。
保健所か県庁の健康福祉の担当へ電話してくださいとお答えしてから、しばらくは奥さんが亡くなったことや、クリーニングの仕事を50年続けている話しなどをうかがっていました。
施術者がマッサージ師の資格がなかったり、資格があっても未熟な強圧で背部を圧迫して肋骨にひびを入れてしまうことはよくあることです。
75才という年齢を考えれば男性でも骨粗鬆症の可能性を考えて、強圧などしてはいけません。
何とも慌しい1週間です。
地震酔いからそろそろ覚めてくる頃ですが、まだ余震や品不足は続いています。
避難所では、食欲不振や胃腸症状を訴える子供が増えているようです。
こういう時こそ、大人が笑顔にならないと。
カラ元気大いに結構、丹田から絞り出せば笑顔だって飛び出してきます。
作り笑顔でも笑顔はバトンタッチしていき、やがて笑顔の輪が広がります。
無いものの不足に心をとらわれている人は不安になり、目の前に有るものを愛することができる人の心には平和が訪れるはずです。
今日の鈴木指圧院の停電は、18時20分から22時の予定です。
今日この日一日を、それぞれがそれぞれのベストを尽くすことができますよう、お祈り申し上げます。
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