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2011年4月 8日 (金)

爆弾の雨をかいくぐってきた80代の心の立て直し方は違う。

 「爆弾の雨が降るよりマシだから」、電車の本数が減っていた頃にも、放射性物質汚染のパニックなど物ともせず、お出かけして指圧に遅れてきた80代女性の豪快な一言です。

 別の80代女性は、涙声で東京大空襲の日に横浜から東京まで歩いた記憶を話してくれました。

 隅田川に浮かぶたくさんの…、その地獄絵図は今回の大地震が起きる遥か昔に目に焼き付けていたわけです。

 また別の80代の女性は、女学校寄宿舎時代800戸が焼け落ちた火災について話してくれました。

 避難所にはシラミがわいて大変だったそうです。すし詰め状態の生活ではそんな心配もあるのですね。

 昨夜の地震はかなりの衝撃でした。

 計画停電の中止が続くので、テーブルに置いていたロウソクを隅の棚に片付けたのが昨日の午後でした。

 生きていれば突然恐ろしい事も起きる、長く生きてきた方は出来事に対して驚いても、心に耐性ができていて、立ち直りが早いように思います。

 それどころじゃない、「坐骨神経痛が痛い」、「首がどうにかなってしまったようだ」、「このままでは体が大変なことになるかもしれない」…。

 『えっ!この前よりも緩んでいますよ…』、その言葉を呑み込み、国宝を扱うように御体に触れさせていただきます。

 毎日油の足りなくなる御自分の体の心配が大きくて、放射能や買占めなどとは無縁です。

 何だか立派です。

 なかなか帰ろうとせず、「まだここが痛い」などと試練を与えてくださるあなたたちのお陰で、どうやって納得させようかと日々勉強させていただいております。

 1対1のツボの対応など物ともせず、「合谷が顔目の治療穴である」などという典型を語るようではセラピストとして甘いことを教えてくださったのもあなたがたでした。

 何と手強いことか。

 毎回厳しい試合になります。

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