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2011年4月23日 (土)

タッピングタッチは副交感神経を優位にできる。「しかし…」とプロなら言えなければ。

 水曜日のNHK『ためしてガッテン』では、東日本大震災の避難所でタッピングタッチを紹介していました。

 「眠れない」と訴える人が施術を受けるうちに眠ってしまい、軽く触れるだけのタッチでも副交感神経を優位にする効果があることがわかります。

 座位の背中や頭に指の腹で軽く触れる、猫の手で軽く擦る、タッピングはマッサージテクニックのフェザリング(羽で触れるようなタッチ)の一種です。

 背中は交感神経の支配部位ですから、弱い刺激が緊張を緩め血管を拡張し、副交感神経優位にスイッチを切り換えます。

 頭部は背部のこりから血管収縮の影響が及んで血管が収縮し、のぼせていますから、タッピングタッチで血管が拡張すると、血圧が下がって眠気が襲ってきます。

 ゆったりとしたリズム+弱い刺激は、タッチング理論に当てはめれば、血管拡張、血圧下降、副交感神経優位という効果を示します。

 弱い刺激、タッピングタッチ、大いに結構です。

 力んで指圧をすれば緊張を緩める時間とはなりません。

 しかし、タッピングタッチだけではプロの施術はできません。

 つまり片頭痛や慢性疲労症候群、むくみ、だるさに対してタッピングタッチを行うと悪化させることが考えられるからです。

 運動不足、緩み過ぎ、副交感神経が過剰に優位になっている場合には、ゆったりとしたリズム、弱い刺激は逆効果です。

 この「しかし…」が即座に理解できていないとプロのタッチセラピストとは言えません。

 避難所で一般の方が眠れない人の背中や頭に行うのであれば、タッピングタッチは素晴らしい方法だと思います。

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