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2011年9月14日 (水)

エリック・クラプトンのコードの押さえ方と指圧で四指を揃えることとの対比。

 エリック・クラプトンのコンサート映像を見ていて気づいたことがあります。

 1フレットを示指でバレーし(6弦全て押さえる)、3フレットの2~4弦を薬指で押さえるB♭のコードの時に、使っていない中指を強く伸展させています。

 このB♭の形をハイポジションにずらした形のコードでも、中指がしっかりと伸展されています。

 これは示指から薬指の指節関節伸展で中手指節関節は示指と薬指が屈曲、中指が伸展になっていて、屈曲と伸展の対立圧で弦をしっかりと押さえているという形です。

 指が綺麗な人なので、その形に美学を持っていて、かつ陶酔していて、あの強さを秘めた軽いタッチになっているのだろうと思います。

 これは指圧の時に小指を立ててしまうのとは、話しが違います。

 コードを押さえる時には、ギターのネックの裏側に母指があって、ここにもう一つの対立圧があるからB♭で中指を伸展できるです。

 指圧は母指と四指の対立圧を、体の平面的な曲面上で、四指の圧を母指圧に重ねるようにして作ります。

 ①母指の指紋部を受け手の皮膚に密着させる→②四指の指紋部に密着させた受け手の皮膚をずらさずにとらえたまま母指の側に寄せてくる→③すると手関節のわずかな背屈位がさらにわずかに背屈して受け手の皮膚と手掌の間に空間ができる、この手指の構えと④肘伸展⑤体幹を起す、がほぼ同時に連続動作で行われます。

 これで四指圧を外側から母指圧に乗せ、体幹からは上から母指に体重を預ける垂直圧の指圧が完成します。

 指圧の時に小指(四指)が離れる、浮く、立つ、これらのことで垂直圧はねじれます。

 単純に小指を立てると、尺骨神経支配の筋肉に余計な負担がかかり、いらない疲労を溜めるということでも、小指を立てる意味はありません(小指に余計な力が入れば第8頚神経~第1胸神経支配ですから肩甲間部の上のほうがこってきます)。

 いつも言いますが、おしゃれなティータイムではないのですから、指圧で小指を立てることにメリットはありません。

 エリック・クラプトンのコードを押さえていない指が綺麗に伸びた『ホワイト・ルーム』の古いコンサート映像を見ながら、そんなことを思いました。

 

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