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2011年9月 4日 (日)

まだまだ全身指圧を知らない人が多い。

 昨日の午後は急患もあって、営業時間中フルに全身指圧が続きました(もっともアロマも使いますが、基本はシェフのおまかせメニューの全身指圧しかありませんから…)。

 時間をいっぱいに使ってしまうので、休みなく全身指圧で対応すると、さすがにエネルギーメーターがエンピティに近づいたことを感じます。

 一番困るのは御客様のおなかが動いた音なのか、自分のおなかの音なのか、よくわからなくなることです(気持ちいいだろうねぇと信じて疑わないので、われながらそれは幸せなことだと思います)。

 指圧は頭を使うので、血糖を補給せよと体が訴えてきます。

 お得意様の紹介で70代の女性が指圧にいらっしゃいました。

 見るからに腰の曲がった方です。

 お話を始めてすぐ、耳が遠く、視力も悪いことがわかりました。

 腰椎が大きく後弯しています。

 全身指圧を終えると、「こんなに体のいろいろなところを指圧して、いろいろなことをするとは思わなかった」と仰います。

 近所の整形外科の牽引治療に効果を感じられなくて、指圧に来てみたとか…。

 最初に応対した電話の声から受ける御客様との力関係や診察室に入ってきた時の態度、その力関係が全身指圧後に逆転するのはよくあることです。

 単なるサービスの提供者と思って見ていた方が、それ以後“先生”と一歩引いて相談をするような力関係に変わります。

 それは余さず体を診ようとする施術者への感動が信頼や尊重(尊敬)を生んだということなのだと思います。

 まだまだ全身の指圧が心にまで届くという体験をしていない方がたくさんいると思います。

 一人一人への丁寧な布教活動が次の御客様を呼ぶことになります。

 休みなく喋り続け、手当てをし続ける日もあるので、いかに無駄な力を入れずに疲れないようにするか、次の御客様の苦しみに対して新鮮な気持ちで向き合えるか、とてもレベルの高いテーマですが、エネルギーメーターがエンピティになっても少し走れるように、毎日のトレーニングは欠かせません。

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