台風一過。
昨日は浜松に上陸した台風が、甲府から秩父、そして宇都宮と内陸を通過するコースを取り、交通機関の運行中止が相次ぎました。
まだ避難をされている方もいて、土砂災害などの復旧活動に忙しい地域も多いことと思いますが、今朝は台風一過の澄んだ青空が広がっています。
最高気温が30℃以上になるのも、予報では今日が最後のようです。
利口なもので季節を知る曼珠沙華をあちこちで目にするようになりました。
これから彼岸過ぎまで、日高市の巾着田では真っ赤な曼珠沙華が咲き乱れます。
かつて奥様と巾着田を訪れた武田鉄矢さんが、「まるで死ぬ準備をしているみたいだった」と真っ赤に染まる高麗川の川岸に身を置いた光景と三途の川をだぶらせて、自らがパーソナリティをつとめるラジオ番組でその感想を語っていたことを思い出します。
ハイキングコースには高麗神社があり、指圧のお客様にお話しをしたところ、高麗神社で御祓いを受けてきたということで、その後に「とても気持ちがスーッと楽になった」と最近の指圧の時にうかがいました。
高麗神社は、日本に帰化した高句麗の王族を祀り、パワースポットとしても知られています。
「痛みや不安をどこかに預けてくること」、私はそれが生きるうえでとても賢い昔から皆が経験的に体得してきたデトックス法だと思います。
大いなるものに頭を下げ、託してしまう、それは台風などの自然災害への不満や苦痛の緩和にもなります。
彼岸、衣替え、季節は移り、これから冷えが体を硬くし、症状の悪化を誘発します。
台風一過、気持ちを切り換えて、体を動かして筋肉で熱を作りましょう。
動かせる筋肉や関節は動かしておく、使い過ぎないように、使わな過ぎないように。
今日も歩いて、木々にでも、草花にでも、空にでも、山にでも、痛みや不安や不満は託してしまいましょう。
さぁ今日もまた指圧ができるように体と心の準備をして、一日が始まります。
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