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2011年9月 7日 (水)

脊髄終糸症候群。

 昨夜のテレビ朝日『みんなの家庭の医学』では、脊髄終糸症候群を取り上げていました。

 脊髄終糸は正中を通り尾椎につく長さ25cm、太さ0.5mmの血管に富んだひも状の組織(細胞索)で暗赤色をしていて通電性がなく、淡黄色で通電性のある馬尾との区別ができます。

 脊髄終糸に柔軟性がないと前屈で尾椎に引っ張られるため、指先床間距離が長くなります。

 頻尿、便秘、下痢などの膀胱直腸症状が出る点では、馬尾症状と似ています。

 10代から30代の若い世代に多い病気のようですが、最近では50代以上の人にもこの病気が多くなってきたようです。

 手術ではこの脊髄終糸を切るようですが、われわれの手技療法では背部から下肢後側の緊張を緩める保存的治療となります。

 猫背+頭頚部前屈姿勢で症状が悪化するので、背中を伸ばしたままおなかを引っ込めて御辞儀をするような姿勢を意識させることも大切です。

 下肢の筋肉の緊張を緩めて、下肢牽引で脊髄終糸を下に引っ張っておくという考え方ができると、症状の緩和に貢献できることと思います。

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